目次
・【ステップ1】アプリをインストール
・【ステップ2】アプリ・デバイスのアップデート
・【ステップ3】デバイスのファームウェアをアップデート
・【ステップ4】機材をキャリブレーション(校正)
・【ステップ4.5】SIMPrp Managerの注意点
・【終わりに】
【ステップ1】アプリをインストール
まずはSIMAGICの公式アプリケーションをインストールします。(SimPro Manager2) 下記のリンクからSIMAGICの公式サイトをクリック⇩
(現在、DELEの「SIMAGIC最新ソフトウェアページ」には古いバージョンのアプリが格納されています)
Support(サポート)欄からDownload Center(ダウンロードセンター)をクリック⇩
「SimPro Manager (最新バージョンの数字)」をダウンロード⇩
ダウンロードした「SimProManager2-Setup」を開くとインストーラーが起動するので画面の指示に従ってインストールしましょう⇩(特にわからなければフォルダの場所などは触らずに進んで問題ありません)
【ステップ2】アプリ・デバイスのアップデート
SimProManager2を開くとこのような画面が出るので左のアイコンから設定に行きます⇩
アプリが最新バージョンであるかをチェックします⇩
現時点で最新版でない場合、このように確認が表示されるのでアップデートします⇩アップデート完了後、アプリを再起動します⇩
また、セットアップを求められたら指示通り進めていきましょう⇩
バージョンの数字が上がっていればアプリのアップデートは完了です⇩
【ステップ3】デバイスのファームウェアをアップデート
ファームウェアとは、PCではなくホイールベース、ペダルといった各種シム機材そのものに組み込まれているソフトウェアのことです。 デバイスのファームウェアアップデートが必要な場合は画像のようにアップデートのボタンが現れるのでこちらをクリックし、アップデートします。⇩
※重大な不具合をきたす恐れがあるのでアップデート中に電源やケーブル類を抜かないでください
基本的には上記画像の通りにアップデートすれば完了ですが、何かしらの不具合などでうまくアップデートできない場合は手動でアップデートします⇩
「参照」からSIMPro Managerのフォルダ内にあるアップデートファイルを探しに行きます⇩
ホイールベース、ハンドブレーキ、シフター(Hパターン)、ペダル、シフター(シーケンシャル)、ステアリングの順番にデバイス用のフォルダが並んでいるので自分がアップデートするデバイスのフォルダを開いてください。(この記事ではホイールベースを例に進行します)⇩
上から順にSIMAGICのalpha用(alpha Miniも同じ)、alpha U用、alpha Evo用(alpha EVO sportsも同じ)、alpha Evo Pro用の順番にフォルダが並んでいるので自分のデバイスと同じものを開きます⇩
フォルダ内にはバージョン別にアップデートファイルが入っているので最も新しい日付のファイルを開きます⇩
ファイルを選択したのち、フラッシュをクリックするとアップデートが始まります⇩
(異なるデバイスのファイルを選択するとアップデートできません)
このような表示が出たら手動アップデート完了です⇩
【ステップ4】機材をキャリブレーション(校正)
それぞれのアプリケーションの表示に従ってデバイスのキャリブレーションを行います。一部デバイスはキャリブレーションを行うまでPCに正しく認識されないものもあります(P500ペダル等)
SIMAGICのホイールベースは電源を付けると同時に自動でキャリブレーションが行われ、軸がセンターまで調整されます。軸と表示角度に差異がある場合はホイールベースの軸が正面であることを確認したのち、「中心」のボタンをクリックするとその角度が0度としてリセットされます⇩
自動でキャリブレーションが行われないデバイス(例:DS‐8Xシフター)は手動で行います⇩
シフターの場合は画面の通りにR、2速、7速、8速に入れたのち、ニュートラルに戻して完了を押すことでキャリブレーションを行うことができます⇩
全てのデバイスのキャリブレーションが完了すればアプリケーションでの初期操作は終了です。
【ステップ4.5】SIMPro Managerの注意点
このステップでは機材設定とは別にお問い合わせの多い注意点を記載いたします。
①フォースフィードバックがなんとなくおかしい、調子が悪いとき
デバイスを再接続するほか、こちらのリセットボタンを実行することで症状が改善される場合があります⇩
②SIMPrp Managerが開かない場合
PCのタスクマネージャーを開き、バックグラウンドプロセスを確認してください⇩
SIMPrp Managerがバックグラウンドで起動されている場合、右クリックで「タスクの終了」を選択してからSIMPrp Managerを開くと正しく起動できる場合があります⇩
また、こちらの部分のチェックを外すことでバックグラウンドで起動される問題を回避することができます⇩
【終わりに】
以上がSIMAGIC製品の初期設定となります。シム機材は複雑な機械となっておりますので、せっかく買ったのに繋がらない、動きがおかしいと思ったときは焦らずまずは再接続やキャリブレーション等を試してみてください。
また、ここから先はSIMPrp Managerではなくゲーム側の設定になります。設定方法はゲームによって異なります。今後、ゲーム別に設定解説記事を追加予定の他、過去の記事も合わせてご覧ください。
何か不明な点や新たに起きた不具合などがございましたらコメント、お問い合わせにてお知らせください。